もはや魔人ブウにチョコにしてもらった方が 人のお役に立てる気がする

ケツまくって会社辞めた27歳が ニヤニヤしながら社会のゴミ屑になっていく様子を綴っておりましたが気づけば30歳、子持ちになりましたアンビリーバボー。

俺の妄想旅行日記 シリーズ1/1話目

 
 
 
 
 
 
旅行に行きた過ぎるので、もう実際に行っちゃったかのごとく、旅の妄想を書き綴ります。
 
 
歩く妄想癖と名高い私の妄想力を舐めてもらっては困るので、
関西空港に着く前のことから始めます。
 
 
 
 
 
 
ものすごく長くなりそうなので、何回かに分けます。
記念すべき第一シリーズは、「南国2泊3日編」とし、今回は「一日目」です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分で言うのも何ですが、所詮、妄想な上に、読んでもどうしようもなく不利益なので、時間があって、本当に他にすることが無くて、しかも心穏やかな時にお読みください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
出発の日の朝。
 
朝の6時にアラームが鳴ると同時に、LINE通知がピコピコと鳴る。
「起きた」「あたしも起きた」「眠い」「既に楽しくなってきた」「眠い」
寝ぼけ眼でとりとめもない会話をしながら、今回の旅行の仲間全員が起床したことを皆で確認する。
 
 
もう既にパッキングも済み、ロックのかかったトランクの上にあらかじめ置いておいた本日用の服を手に取り、洗面所へ向かう。
さっと軽くシャワーを浴び、 すっきりと目を覚ます。シャワーからあがると、飛行機内は乾燥が気になるので、いつもより多めに保湿クリームを塗る。
 
服に着替えて、昨日彼が仕事帰りにコンビニで買って来てくれたおにぎりを半分食べる。
 
携帯を確認するが、新たなLINEの通知はない。おそらく、皆自分の準備に没頭しているのだろう。
 
 
 
 
 
歯を磨いて、手持ち鞄の中身を改めてチェックしていると、起きなくていいのに、彼がフラフラとリビングに現れる。「忘れ物ない?」と聞かれ、「多分」と答えながら、洗面所に何か置き忘れてないかチェックする。
 
コンタクトレンズと眼鏡とパスポートと財布と携帯さえあれば、あとは最悪どうにでもなる。
 
「寝てていいのに」と言うと「3日会えないし、ちゃんといってらっしゃい言わないと」と眠そうな笑顔で言われる。彼は昨日仕事が遅くて夜中の3時に帰ってきている。昨日散々「バス停まで送る」と言ってくれたのを必死で「自分で行ける!」と断ったのに、何で起きてきちゃうんだ・・・と、嬉しく思いつつも心配になる。
 
 
家を出ないといけない時間まであと20分。結局彼の入れてくれたコーヒーを飲みながら残りのおにぎりを食べる。ダラダラ話しているうちにあっという間に時間がきたので、「痛い痛い」と言われるぐらい彼に強く抱き付いて、いってきますの挨拶をする。
 
 
家を出ると、もうすっかり空は明るくなっていた。
 
 
 
もともと「荷物が少ない」と定評のある私のトランクは小型で非常に軽く、バス停までも何の苦労もなくあっという間に到着した。 バス停には既に人が並んでいて、定刻通りに到着したバスにぞろぞろと乗り込む。
 
 
窓際の席に座り、「今バス乗った」とグループLINEに報告する。既読はつかない。
 
 
45分後、空港に到着する。何名かはもう着いているらしい。順番を待ってバスを降りる。
 
 集合場所であるチェックインゲート前に着くと、Tシャツにロングスカート、もしくはゆるいパンツを履き、サングラスをかけ、楽しそうに笑っている集団が目に入る。私の仲間たちだ。
 
「おはよう!」と駆け寄ると、皆も笑顔で「おはよう~!」と返してくれる。
 
 



 
 
 
 
・・・・・・ここまで書いて気付いたんですけど、このペースで妄想してたらいい加減自分で自分を殴りたくなりそうなので、
 
・チェックイン
・国内免税店
・飛行機の機内
・現地空港着
・現地免税店
 
この辺 省略します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
現地到着時刻15時頃。
空港の免税店での軽い買い物も済ませ、とりあえずホテルに向かう。
ホテルはビーチ沿いにあり、1泊22,000円くらいするけど朝ごはんが美味しい景色が最高な清潔感あるホテル。
 
 
ホテルまではタクシーで向かう。3人ずつ乗るならば、バスに乗るよりずっと安い。
空港から40分ほど走ると、ホテルに到着した。
 
 
ホテルは、外観はエスニックであり、伝統的な雰囲気で溢れているのに、中に入ると非常に新しくて綺麗な内装になっていた。 
笑顔の可愛いフロントのお姉さんに名前を告げ、チェックインの手続きを済ませたら、鍵を貰って部屋へ向かう。部屋まで荷物を運んでくれたのは、これまた笑顔の可愛い、10代ぐらいに見える男の子だった。
 
 
 
ホテルは4階建てで、私たちの部屋は2階だった。
部屋に入った瞬間、窓から既に青い海が広がっているのが見える。
荷物そっちのけで窓にかけより、その美しさに息を飲む。ベッドは大きなダブルベッドがふたつ。
ベッドに寝転がっても、真横には青い海がキラキラしている。こんな所で眠り、目覚められるなんて。
 
 
 
 
 
 
 
荷ほどきしたら、水着に着替えて、上からロングのサマーワンピース着てビーチサンダルでお出かけ。
皆スッピンなことも全く気にせず、サングラスをかけて口紅も塗らずに出かける。
 
 
 
ビールとタコスチップスをホテルの売店で購入し、近くの海へ向かう。まだまだ外は明るい。
 
 
ホテルから一番近いパブリックビーチは歩いて数分。屋台のような所でパラソルを借りて、持ってきたビーチマット敷いて、ビールで乾杯。
目の前にはエメラルドグリーンの海、真っ白な雲、青すぎる水色の空。早い段階から絶対誰か一人はビール倒してこぼして笑って、タコスチップスの袋がなかなか開かなくて、力ずくで開けたらタコスが散らばって、またゲラゲラ笑う。
 
 
 
各自ビール1本飲み終えたら、日焼け止めを儀式のように全員で塗り始め、海に足だけつけに入る。
足の形がはっきり分かるぐらい透明な海水に皆ではしゃぐ。
「あ!魚いた!」と誰かが言えば、必ず他の誰かが「食べれるかな」と言う。そして他の誰かが「食えるか!」ってツッコむ。
 
 
 
 
そうこうしているうちに日が落ちてきて、最上級に綺麗な夕焼けが海にひろがる。
語彙力の無い若者らしく、ひたすら「ヤバイ」を連発しながら赤く染まる海にみとれる。
 
 
 
まだ赤い空の余韻にひたりながら、次の目的地に向かう。
歩いて15分ほどの所にある、地元で美味しいと有名な海鮮レストラン。
 
 
ビーチが見えるテラス席(丸テーブル)に座らせてもらったら、陽気なオジサンがメニューを持って現れる。世にも適当な日本語で私たちを笑わせながら、今日のおすすめ料理を教えてくれる。
 
タコカルパッチョ、巨大ガーリックシュリンプ、ホタテのサラダ、ブイヤベース風の辛いスープ。
どれも値段はお手頃なのに量が多い。出てくるたびに「でっか!」「いやハミ出てるから!」と歓声をあげ、水のようにビールを飲みながら一品一品たいらげる。
 
 
 
 
すっかり空も暗くなり、全員がほろ酔いになり始めた頃、最初に出てきたオジサンウェイターによる生歌ライブが始まる。音量は小さ目ながらも、心地よい歌声とギターの音、それに混じる波の音に、思わずおしゃべりを中止して聞き入ってしまう。食後に頼んだフルーツのカクテルが美味しい。
 
 
 
「こんだけ食べて飲んでこの安さ!?」とギャーギャー騒ぎながらお会計を済まし、オジサンウェイターと全員でハグをし、店を出る。
肩を組んで歌いながら、ビーチ沿いを歩いてホテルに戻る。
 
 
ホテルの部屋は3人一部屋。「んじゃこの後22時に205号室集合で」と一時解散。それぞれ各自の部屋に戻り、バブルバスをためて、湯船につかる。
 
 
 
すっきり一日の汚れを落とし、体も温まったら、部屋に備え付けのバスローブを着て、またもや儀式のごとく、全員でパックをして日焼けをおさえる。
 
22時を10分ほど過ぎたころ、205号室に全員が集合する。
離れていた間起きたしょうもない事件をゲラゲラ笑いながら報告し合い、ベッドにこしかけ、グラスのコップに現地の空港で購入した謎の甘そうな地元の原酒をコーラで割ってそそぐ。
 
 
 
「あっま」「糖分何パーセントよこれ」「つか何味?」「メロンやろ」「さくらんぼやって」「全然ちゃうやん」とあーだこーだ言いながら飲み、今日一日あったことを振り返りながらベッドで笑い転げる。
明日の予定をざっくり決め、朝ごはんの時間を決めて、解散。
歯を磨き、最後はどうやって眠りについたか覚えていないぐらい、ソッコーで眠りにつく。夢も見ることなく、朝まで爆睡。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2日目につづく。
 
 
 
 
 
 
 
続ける意味あるのかこれ。