もはや魔人ブウにチョコにしてもらった方が 人のお役に立てる気がする

ケツまくって会社辞めた27歳が ニヤニヤしながら社会のゴミ屑になっていく様子を綴っておりましたが気づけば30歳、子持ちになりましたアンビリーバボー。

俺の妄想旅行日記 シリーズ1/2話目

 

 

 

2日目の朝。午前7時45分。それぞれのスマホから、目覚ましの音が流れ始める。

おはようと寝ぼけた顔で言いながら、もぞもぞとベッドから起き上がり、一番最初に立ち上がった人がカーテンを思い切り開ける。真っ青な空と真っ青な海と明るい太陽に思わず一度目をつむる。

その光景を見て、「うわー」と思わず感嘆の声を全員があげる。

 

窓に手をついて外の風景をボーっと見つめ、思い出したように各自着替えを始める。

「化粧するの朝ごはんの後でいいよね」「大丈夫、誰もあんたなんか見てへん」「カギ誰持ってく?」と確認し合いながら、今日は歩きやすいショートパンツに着替えて部屋を出る。

 

隣の部屋をノックすると、残りのメンバーがぞろぞろと出てくる。「朝カーテン開けた瞬間ヤバくなかった?」など話しながら、朝ごはんビュッフェが食べられるレストランへ向かう。

 

巨大なガラス窓に囲まれた明るいレストランで、窓際の海が一面に見える大きなテーブルに案内してもらう。

 

「朝ごはんが美味しい」と有名なそのホテルのレストランの名物は、地元のフレッシュなフルーツと種類豊富なトーストサンドイッチ。

ほかほかのトーストサンドをその場で作ってもらえる。

ツナと野菜のトーストサンドを注文し、ヨーグルトにたくさんフルーツを入れ、テーブルまで運ぶ。皆まだ完全に目覚めていないのか、口数は少ないが、ひたすら「美味しい」を繰り返す。

 

朝からお腹一杯食べて、紅茶で一息ついたら、一旦部屋に戻る。

30分後にロビーで!と約束し、解散。既に化粧を済ましている人はホテル内散策、スッピンメンバーはパパっと化粧をしに戻る。

日焼け止めメインの、薄化粧が完成したら、バッグとサングラスを持っていざ出発。

「絶対に焼けるな」と確信するほどの晴天で、でも風は涼しく気持ちよい。

 

2日目は、事前に予約しておいたボートに乗って、別の離れ島に遊びに行く。ボート乗り場はホテルから歩いて20分くらいなので、最高な天気なこともあり、タクシーには乗らずに歩いて向かう。

 

途中で美味しそうなフルーツジュースの屋台を見つけ、お腹一杯ながらもついつい道中のお共に買ってしまう。スイカ味のスムージーを飲みながら、海沿いの広い道をお散歩気分で歩く。

 

一人が昨夜見た支離滅裂な夢の話を延々語り、あまりのオチの無さに全員でツッコむ。そこから何故か日本のテレビドラマの話に移行し、芸能人トークを繰り広げていると、いつの間にか船着き場に到着する。

 

船着き場の小さな受付で予約名を告げると、優しそうな現地人のオバサンスタッフがニコニコ笑いながら船まで案内してくれる。「他に予約客はいないから、船はあなたたちの貸切よ」と言われ、「やったー」と皆で喜ぶ。

船に乗り込む際に「THE・海の男」な真っ黒に日焼けした船長が手を取って支えてくれる。

船の先端にある年季の入った座席に座り、思いっきり潮風を浴びながら船がゆっくりと出発する。

どこまで行っても海は青く、透明で、美しい。見飽きることが全くないまま、1時間ほどボートは走り、離れ島に到着する。

 

 

 真っ白な砂浜に足をつk

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめん、飽きた!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の妄想旅行日記 ~終了~